ベーシストのアニメ語り 〜時々音楽〜

ベーシストが音楽よりも優先してアニメ、映画などオタクコンテンツを語るブログです。

日向マコトという男

2021年3月15日。昨日シン・エヴァを初見で観に行き、そして今日、早速2回目を観てきました。

 

なので昨日書きそこねた感想を追記しようと思ったんですが、真面目に語るよりちょっとネタ的な感想?を本気で書こうと思います。

 

 

皆さんは知っているだろうか?

 

日向マコトという男を。

 

知らない方のために説明すると、彼がそうです。

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◎オペレーター

◎メガネ

◎オールバック

 

絵に描いたような真面目青年です。

そして上記以外の彼の大きな特徴、それは、

 

 

葛城ミサトのことが好き

 

 

 

だ。ラブ、葛城ミサト、なのだ。

しかしこれはTVアニメ~旧劇までの設定で、新劇では全く出てきません(もしかしたら間違ってるかも)。

新劇場版ではアスカ→加持、リツコ→ゲンドウ、などシンジを絡まない恋愛要素は全て省かれている。その設定変更に伴い日向→ミサトも全然出てこないのだ。

 

新劇ではQ以降伊吹マヤのキャラが立ちすぎてしまって日向くんの存在感は旧エヴァに比べて薄くなっているが、オペレーターズのスター選手はやはり、日向マコト

 

そこでTV版の彼の純愛を追いつつ、彼を愛でていこう。

 

 

ネルフオペレーターの彼は上司のミサトが好きだ。だが好意は内に秘めている。

 

そうこうしているうちに8話で急にミサトの元カレ、加持リョウジが現れた。しかも当のミサトは満更でもない様子。彼のメンタルはグチャグチャになっただろう(勝手な予想)。

そんな状態でマギを操作し、オペレーターをやってのけているんだからほんとスゲエぜマコト(もうここからは名前で呼びます)。

 そして始まるマコト、報われない恋の歴史。

 

 

11話でミサトはクリーニングに出してた衣類をマコトに取りに行かせる始末。

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「ほんとズボラな人だなぁ」とか言ってますが頼られて内心ニヤニヤしてるのはお見通しです。なんなら服をクンカクンカしてる疑惑すらもっています。

マコトはきっとむっつりに違いありません(断言)。

 

しかもマコトが雑用をこなしている間にネルフ本部は停電し、ミサトはエレベーターに閉じ込められます。元カレの加持と一緒に(涙)。

 

 

マコト、不憫。

 

 

続いて20話。19話で暴走した初号機をなんとか停止させケイジに収容。

その前で会話するマコトとミサト。

いつまた急に動き出すかわからない初号機を前に、二人っきりということもあり、テンション上がっちゃったんでしょうか、場を和ませようとしてマコトは言います。

 

「迂闊に手を出すと何をされるかわからない。葛城さんと同じですね」

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わろてます。語尾も少しあげて「僕いまボケてますよー!」って感じ全開で言ってます。

 

しかしミサトは……

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無視。完全なる、無視。

 

酷いよ酷すぎるよミサトさん!まぁこの時シンジは初号機に取り込まれたままで助ける目処もたってません。そんな時に何言ってんだというミサトさんの気持ちもわかりますが、それにしても酷い。洗濯物を取りに行かせてた人に対する仕打ちとはとても思えません。

 

それを受けたマコトは小さく、

 

 

「すいません……」

 

 

と言います。ボケた後に謝るとか一番恥ずかしいですよ。

 

 

マコト、不憫。

 

 

そんな冷たい態度を取っておきながら22話ではエヴァ建造の情報を集めさせたり、24話では正体不明のカヲルの情報を得るために、マヤちゃんが管理してるシンクロテストのデータを盗ませたり……。

 

ミサト「すまないわね、泥棒みたいなことばかりやらせて」

 

と、一応謝りますがやめるつもりもないでしょう。

 

これは……この葛城ミサトという女は……

 

 

マコトの気持ちに気付きながら利用してやがんな!!

 

 

自分を好きな男を散々利用しつつ、自分は加持さんとベッド・イン。

これが、女のやり方か!!

 

 

「いつか!」と、ミサトとのワンチャンを期待しながらミサトの犬やってるマコト、不憫!!

 

 

そしてついに来る、マコトが一番カッコいい24話Bパート。

 

カヲルが使徒だと判明し弐号機と供にセントラルドグマへ。

アダム(実はリリス)と接触されるとサードインパクトが起こると言われてたので、カヲルがアダムまでたどり着いたら本部ごと自爆するようにこっそりマコトに指示をだすミサト。自爆したらもちろんみんな死んじゃうのでミサトは「すまないわね」、とマコトに謝ります。

 

そこで遂にマコトは言います。

 

 

「いいですよ、あなたと一緒なら」

 

 

い、言いやがった!しかもさらっと言いやがったぁ!

「月が綺麗ですね」ばりの名告白!よっ!カッコいいぞマコト!

 

しかしミサトの返答は、

 

「ありがとう」

 

お、大人な回答……。まあ戦闘中だしね。仕方ないね。

とにかく、

 

 

マコト、不憫。

 

 

そしてマコトとミサトの物語は旧劇場版へ。

 

まごころを、君に」で人類補完計画が発動し、人類が皆LCLへと還元されていきます。

心の補完が行われるので、LCLになる瞬間「その人が愛する人」が目の前に現れます。

 

ちなみに伊吹のマヤちゃんの場合はリツコ。

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涙流して喜んでます。マヤちゃん、ガチやったんだね……。なんだろう……

 

私、興奮します!!

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閑話休題

 

 

 

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冬月先生の場合はユイ。「碇、キミもユイくんに会えたのか?」と、念願叶って大満足な様子。

 

 

そして皆さんお待ちかね、我らがマコトは……

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引いてます。目前に好きな人が来て、引いてます!

 

マコト、お前、まさか…………

 

 

 

 

 

童貞やったんか?

 

 

 

 

 

どうしていいか分からなくなっちゃったんか?

とはいえ、なんだかんだ補完は完了し無事?LCLへと還元されるマコト。

でもなんか。

 

 

マコト、不憫。

 

 

こうして旧エヴァにおける葛城ミサト日向マコトの関係は終わったのであった。

 

 

では、新劇場版ではどうか?

 

前述したように新劇ではこんな要素がほとんど描写されていないので、マコトの持ち味がほとんど出てない。

 

 

そんな中、冒頭に書いた通り本日二度目のシン・エヴァンゲリオン劇場版を観てきた訳だが、僕は見逃さなかった。

 

物語後半、シンジがヴンダーに戻ったことで不満をあらわにする新オペレーター北上ちゃん。

その矛先はシンジに厳しい処分を下せない葛城ミサト艦長にも及びます。

 

北上ちゃんが「(ミサトの)信用度ゼロなんですけど」みたいな事言うと(細かいワードまでは覚えてない)、他の全員がミサトをかばうんですが、

 

誰より先に、

 

「艦長は贖罪している(ここも詳しくは覚えてない)」

 

的なことを言ってかばったのが……そう、もうお分かりですね?僕らのマ・コ・ト!

その瞬間僕は思いました。

 

 

コイツ、新劇の世界線でも、14年経ってても、ミサトのこと好きじゃん!!!

 

 

 

流石。流石です。庵野監督ですらマコトの愛の邪魔はできません。

 

やはり、ナンバーワンオペレーターは、日向マコトで決まりです。

 

 

皆さん如何でしたか?日向マコト、好きになってくれました?

 

 

タイトルには日向マコトという男、と書きましたが、

 

 

日向マコトという、漢。

 

 

と書くのが正しかったようです。

 

それではまた次回、青葉シゲルという男、でお会いしましょう。さようなら。

 

 続劇?