ラブライブ!フェス 2日目感想
ラブライブ!フェス2日目。要するに最後の日。
前日の1日目、一緒にライブビューイングに行った3人でライブ終わりに僕の家に集まりフェスの感想とか音楽の話とか(ちなみに3人共ミュージシャン)ひたすらしてたら朝5時過ぎてたので流石にやべぇ!と解散。
2日目家を出る時間の結構ギリまで寝てた。1日目は18時スタートだったが2日目は16時スタート。映画館に着いたが他の2人が15時57分になっても来ない(2人は片方の家に泊まってたから移動は一緒)。
やべぇよ!もう始まるよ!電話しても出ない……。これはやばい!と思ってたらギリギリで到着。何やってたんだ?と思ったら、
「ごめん!りっぴーがYoutubeチャンネル開設してんの気付いて2人でかぶりつきで見てたら遅くなった!」
……何じゃその理由!!!!これからライブ見る人のYoutube見てて遅れそうになるって、狂ってやがる。
てことでダッシュで着席したら1分経たずに始まった。ほんと、ギリ。
2日目の注目ポイントはもちろん、「セットリストの変更はあるのか?」だ。虹とAqoursは変更点が予想できたがμ’sはどうだろう。
それもこれも1曲目で変わってくる気がする。1曲目、1曲目、1曲目。
「未体験HORIZON」
同じでしたぁ!!そこから虹へバトンタッチでTOKIMEKI披露という流れは昨日と同じでそこから残りのソロ曲へ。推しはともりるですが、曲はエマの「Evergreen」が好き。イントロからして今までのラブライブ!シリーズにはなかった雰囲気がツボでした。元々民族音楽っぽいのが好きなんですよね。
あと璃奈ちゃんボード付けてると前が見えないっての面白かったし、あれつけることによってMCの声がこもっちゃってるのも個人的ツボだった(笑)。
で、虹が終わってAqoursユニットの流れも前日と一緒。CYaRon!の夜空はなんでも知ってるの?のは斉藤朱夏ワールド全開。1stの時も間奏の踊りで魅せてたが、更にパワーアップして、もはやミュージカルのようだった。クオリティの高さったらもう。
他のユニットも格段に歌い、踊り慣れた曲でクオリティが更にあがってた。
AZALEA推しとしてはトリコリコPLEASE!!が最高だった。ダンスが好きなんだよなぁ。
ギルキス、Saint Snowは前日のように会場を盛り上げるだけ盛り上げて去っていった。
さあ、次はAqoursだ。今日は流れ分かってるから長っ!とか思わなくて済むぞ。と思ってたら、
μ’s!!!!
昨日とAqoursとμ’sの順番変えてきやがったぜ……。
とはいえ昨日見てますから、μ’s出てきても流石に泣かない。
そう、泣かなかった。”出てきたとき”はね。
結果的にμ’sのセットリストは1日目と同じだった。けど、今μ’sのライブを見ているということは、あとは、終わるしかないのだ。μ’sのライブが終わってしまう。次いつ見られるか分からないライブが。
色んな感情が常にうずまき、μ’sのライブ中ずっと泣いていた。
ただひとつ、KiRa-KiRa Sensation!の「おいでよ!」のところでくっすんを抜かなかったLVのカメラマンは、というかスイッチャー?は即刻死刑にすべき。あそこの大事さ分かってねぇ!100回連続でこの曲やっても毎回くっすん抜くべきだろう!何やってんだ!!!!
……すみません、取り乱しました。
昨日と同じくスノハレを最後にAqoursにバトンが渡る。
昨日の恋アクの部分がHAPPY PARTY TRAINに変わってたが(これは毎回そうなので予想済)、μ’sの後に出てきて「受け取ったよ次の夢を」と歌われるとエモさ感じる。
そもそも僕がAqoursで一番好きな曲はHAPPY PARTY TRAINで、推しのあいきゃん=ヨハネを1位に出来なかったことで相当ヘコんだが、曲がめちゃくちゃ良かったことと、2位とはいえしっかりソロパートいっぱいもらってて初めてアニメPV見たとき泣いたくらいだ。
この曲きっかけでYoutubeに弾いてみたの投稿を始めたこともあり、相当想い出深い。
それをμ’sのいる場所で歌っているのを見れて良かった。
最後の君ここが終わり、昨日と同じく全員登場。Tシャツをアレンジして出てきたμ’s(しかも全員違うアレンジ(笑)) に爆笑し、りっぴーを筆頭に泣いてしまうメンバーに涙させられた。
今日の締めはあんちゃん。「私達はμ’sが大好きで~」と泣きそうになりながら喋る彼女にやられっぱなしだった。初日のμ’sを見ての涙もあり、2日目は完全にあんちゃんに気持ちを乗っけて見てた。そういう人多いと思う。
このフェスの主役はやっぱり復活のμ’sだっただろう(復活のF、みたいに言うな)。けど「主人公」は伊波杏樹だったんじゃないか。ロールプレイングゲームのように伊波杏樹という主人公に自分を重ねてこのラブライブ!フェスという世界を覗く。そういう存在がステージ上にいたことはファンにとって幸運なんじゃないかと思う。
とまあ、ここまでが2日目の感想だ。
ここからはラブライブ!フェスというもの自体の感想を少し(少しになるか分からないが(笑))。
2日通してみて、最終的に言いたいのは「ありがとう」だった。本当にそれしかなかった。
でもネットで散見されるようにネガティブな意見もあるのは間違いない。正直フェスが決まった時、どういう内容になっても必ず否定的な意見を言う人が出てくるだろうとは思っててそういうのもう見たくないな、正直鬱陶しいと思ってたが実際そうなった。
主な意見としてはμ’sの曲が少ない。フェスなのに全員で歌う曲がなかったなどだ。
まあこれに関しては完全に同意するのでこれ自体がネガティブな意見とは思わないのだが、これをAqoursのせいだという人がいたりする。それはかなり辛い。
ユニットもやったAqoursの曲数が圧倒的に多かったのは間違いないが、
μ’sの曲が少ない=Aqoursの曲数が多いから
という思考に何故なるかが理解できない。スタッフでない以上100%なんてことは言えないがμ’s側の意見を聞かずに勝手に持ち時間を短く設定したなんてことのほうが現実味がないだろう。
μ’sプロデューサーの木皿さんもtwitterで「μ’sパートはμ’sで考えた」と言っている。
正直僕も全員でのSUNNY DAY SONGが聞きたかった。夏色が聞きたかった。Music STRATが聞きたかった。Wonderful Rushが聞きたかったしAngelic Angelが聞きたかった。MOMENT RINGが聞けたら最高だったし、僕たちはひとつの光で号泣したかった。
でも今のμ’sとして出来うる最高のパフォーマンスや個々人の気持ち、色んなことがある。
だからこうしてステージ上に9人揃って出てきてくれた、それだけでもう何も言えなくなってしまった。いや、上に言いたいこといっぱい書いちゃってるけどね!(笑)
フェスが終わったことによってまだANNというラジオがあるとはいえ、この1年奇跡みたいに起こり続けたμ’sとの再会(僕にとっては初めましてみたいなもん)が終わっていくんじゃないかと思っていたが、幸いなことに2月にも生放送をやったりしてくれるそうだ。
このフェスきっかけで「μ’sがμ’sとして人前に出ることのハードルが下がる」ことがこの先につながっていくんじゃないかと思う。
新プロジェクトの発表などもあり、これからもラブライブ!は続くのだろう。
スターウォーズのように、同じキャラクターや世界観を引き継ぎながら新作を作り続けるのは難しい。ラブライブ!はこれからガンダムやプリキュアの様になっていくのかも知れない。
キャラクターや世界観が全然違うラブライブ!が始まっていくのかも。それを全て好きである必要もないし、無理矢理好きでい続けなくてもいいと思う。中にはそんな続き方をするなら終わってくれる方がいい、と思う人もいるだろう。その気持ちも分かる。
僕が一番好きな映画はバック・トゥ・ザ・フューチャーだ。何度も何度も見た。
昔USJにはバック・トゥ・ザ・フューチャーザ・ライドなんてのもあったが、今はもうない。何故か。それはバック・トゥ・ザ・フューチャーが「昔の映画」だからだ。映画を見たことがある人が減っていてるからだ。
ジュラシックパークのようにバック・トゥ・ザ・フューチャーに続編が出続けていればなくならずにすんだだろう。
これは僕の意見だが、作品にとって一番嫌なことは「駄目な続編が作られること」ではない。「忘れられること」だ。
そういう意味でラブライブ!はこれから人々に忘れられることが決してないシリーズになろうとしている最中なのかもしれない。
そうすることによって更に、更にμ’sという存在が輝き続ける。
なんか言いたいことの方向がだいぶズレた気もするが、まあこれが今の正直な気持ちだ。
どんなかたちであれ、プロジェクトが続いてくれることを嬉しく、また誇らしく思うが一番最後にこれだけ言っておこう……。
新プロジェクトが「ラブライブ!Side M」ではありませんようにぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!